研究員のイシグロです。2020年1月30日(木)朝、ゴトー日ということで、ドル円の仲値トレードをしてみました。
【環境】
本日は月末のゴトー日です。昨夜のFOMCはサプライズなく、いわゆる無風で通過となりました。日足ベースでは上昇基調にありますが、下位時間軸では下降の流れです。
未明から早朝への動きをチェックすると、4時に10925の高値をつけてから、5時にかけて10900まで下落。その後はヨコヨコで進行し、5時過ぎ、7時台前半、後半で10900付近で反発を見せていました。
この底堅いラインから仲値にかけての上昇を狙いたいと考えました。また9時55分過ぎからは下げていく流れを追いかけます。
【ポジション1】
USD/JPY ブル(上昇)KO
ノックアウトレベル:10890
ロット数:2
保有レート:15.5
決済レート:11
実現損益:▲900
8時40分に10903でブルの新規注文(2枚)。すると、長めの陰線がポンポンと立ち、10900ラインをたやすく下回りました。
その下げは、8時50分にいったん底を打ち、それからは上昇に転じて10900のラインを上抜け。仲値に向けて上昇をしていくものと期待していましたが、10904から再び下降に転じて10900ライン割れ。その後、10895まで下げ。
ただ、そこから上昇に転じ、9時45分過ぎからは10900ライン上でヨコヨコに。その状況で損切り撤退としました。▲4.5ポイントは▲900円。
【ポジション2】
USD/JPY ベア(下落)KO
ノックアウトレベル:10910
ロット数:1
保有レート:14
決済レート:24
実現損益:1000
9時53分に長めの陰線を作った流れでベアの新規注文(1枚)。10ポイント先に指値の利確を入れました。+10ポイントは+1000円。
【結果】
二つの取引合わせて100円の利益。
【反省】
取引後に知ったのは、仲値に先立って日経平均先物が大きく崩れているときは、ゴトー日仲値の円安アノマリーは通用しにくいとのことでした。次回からはこの点に注意したいと思います。
9時55分から切り返す下落トレンドは、10ポイントを獲得。ただ、リスクリワードを1対1ではじり貧になること必至。どうにもドル円は値動きが大人しいので、10ポイント取るにも一苦労といった印象を持ちました。