高山大輔です。ノックアウトオプションで利益を出すためには、とにかく「損小利大」になるタイミングで勇気を持ってエントリーすることです。損切りが狭くなるところ(ノックアウトレベルが近いところ)でエントリーすれば、それだけ資金効率が良くなります。
この記事では、2020年3月23日時点で史上最安値付近にある、AUDNZD(豪ドルNZドル)のチャートを分析していきましょう。
2020年3月23日時点では、豪ドルNZドル(AUDNZD)が重要な局面に差し掛かっています。これまで一度も割り込んだことがない1.0を先日一瞬だけ割り込みました。
そこから反転はしましたが、抜けるか耐えるかの重要なポイントであるといえます。
通貨ペア | 豪ドルNZドル(AUDNZD) |
売買戦略 | 水平ラインからの反転狙いで買い、割り込んだら初戻りを狙って売り |
オススメ度 | ★★★★★ |
ポイント | できるだけ水平ラインに近いところから買いで入ること。割り込んだらすぐに飛び乗らず、サポレジ転換後のラインに引きつけて売ること。 |
エントリーは基本は引きつけることだが、少量なら即ロングもあり
基本はラインのできるだけ近くでトレードをすること。TradingViewのアラート機能などを利用して、狙い澄ましたタイミングで買いトレードをしましょう。
ただ、今の時点で1万通貨のノックアウトが17000円程度なので、資金に余裕があるなら部分的に買いを入れていくのもありです。もちろん全力勝負はしないでください。
また、ライン付近で買いで入ったものの、下がってしまったら損切りまで待たず薄利で逃げるようにしてください。こうすることで、ダメージを抑えながらもう一度買いのチャンスを待つことができます。
完全に割り込んだらライン付近から戻り売り狙いもあり
コロナ騒動が収束しなければ、もう一度下降トレンドになるかもしれません。その場合には、ラインを割り込んでからあわてて売らず、もう一度ラインに引きつけて最初の戻り売りを仕掛けましょう。
買いの決済はレンジの上限付近。売った場合はドル円や豪ドル円の動きを見て臨機応変に
反転狙いの利食いなら、当面のレンジ上限になりそうな1.115くらいまで引っ張れれば十分でしょう。1500pipsくらいの大漁です。
売りで入った場合には、前人未踏の領域ですので、目印になる水準はありません。ドル円や豪ドル円など、他の銘柄の潮目が変わるタイミングで逃げましょう。